＜メンバーコメント＞

・茂木洋晃（Vo.）
暗く悔しいこの時代にたくさんの人に集まってもらって日比谷野音というバンドマンにとって由緒正しい場所で絶景を見ることができた。
病み上がりの田舎者が大都会でライブに「全く新しい村」のような感覚を得たことも忘れない。
臆病にはなるけれども、情け深い月日と信じることの強さをまた教えてもらった日の記録。

・原田季征（Gtr.）
25周年の日比谷野音は、結成当時の頃の古い曲から最新の曲まで織り交ぜたセットリストになっています。
自分の中で音楽は、ある種の情景描写に近いものだと思っていて、この日のステージは様々な情景が脳裏に蘇ってそれを感じながら演奏しました。
あたたかくてやさしくてどこかピリッとしていて、そうそう味わえるものではない感覚は、音と映像からもビシビシ伝わると思います。
宝物みたいなこの日のライブを楽しんでほしいです。

・吉橋伸之（Ba.）
2018年以来の日比谷の野音。
あの頃とは状況も環境も全く変わってしまったとは思うけどステージに立てば何も変わらない、いやそれ以上に素晴らしい景色が目の前に広がっていました。
25周年という事で懐かしい曲から最新曲までいい緊張感と高揚感を持ってプレイできたと思います。
あの場に一緒にいてくれた人はあの日を思い出しながら、来れなかった人はあの場所の雰囲気を感じ取りながら見てほしいと思います。